子供を保育園に預けるのは本当にかわいそうなのか?
復帰前に認可外保育園に子供を預け始めて早1ヶ月。
先にワーママになっている友人からは、
「保育園はいいよ〜」
「『小さいうちから預けるなんてかわいそう』っていう人もいるけど、そんなことないんだよ」
という話を何度か聞いてはいましたが、
幼いうちから子供を保育園に預けるのは本当にかわいそうなのか?
について考えてみたいと思います。
私も、慣らし保育を始める前は、
正直どこかで、家でママが丁寧に育てた方が
いいんだろうなと思っている人間のひとりでした。
だけど、慣らし保育を始めた日から、
考えがガラリと変わりました。
預けた当初、離乳食中期の頃で、赤ちゃんの便秘に悩まされてました。
1週間とか、5日とか出ないのがザラで、硬くなった便を出す姿は、排便というよりもはや出産。(食事中の方、ごめんなさい)
あまりにもかわいそうで、病院に相談しましたが、出してあげることもできるけど、これも、成長の一環っといった、自然に任せる主義の先生で、それに従うしかなく…
そんな時に、「あまり苦しいようなら、セカンドオピニオンに聞いてみては?」や、「ミルクをやめたら、便秘が治った子がいたよ」と園の先生がアドバイスくださって、ミルクを減らしたらその分、お茶を飲むようになって、便秘が解消されたのでした。
お医者さんは、行った時にアドバイスはもらえるけど、日常は見ていないし、気軽に立ち寄れない存在。
いくら頼りになるパートナーが家にいたとしても、旦那様はいつまで経っても子育ての後輩です。
それに対して、保育園のスタッフは、子育てのプロ集団、いわば先輩方です。
保育園の本来のサービスは、
働く親の代わりに子供の面倒を見ることですが、保育園に預けるということは、我が子の様子を実際に見ているプロと、毎日意見交換をして、アドバイスがもらえるということ。
いつもたった一人で子育てに悩んでいるママたちがまさに求めているサービスなんじゃないかなと思いました。
それからは、交換ノートに些細なことでも家でこうでした、と書いておくと、それに対して的確なアドバイスをくれます。
「前よりごはんを食べなくなりました」
「満腹中枢ができて、味がわかってきたのでは?」
などです。
こういう病院に行くまでではないんだけど気になることや聞きたいことって山ほどありませんか?
また、うちの子は女の子なのですが、
世の中が女性の社会進出を推進しているので、
きっとこの子が働く頃には、出産後も
女性が出産前と同じように、そして男性と同じように働くのが
もっと当たり前の時代が来るのだと思います。
そんなときに、働く女性、そしてママのイメージが
自然とできるように、働く私の背中を幼いときから見せておく
というのは娘が社会と自然と関わっていくことに
何よりも重要な役割を果たしてくれるんじゃないかなと信じています。